"Law & Order" と "Homicide:Life on the Street" のクロスオーバーエピソード、前編。NYで毒ガステロ事件が起きますが、この部分は前年(1995年)に東京の地下鉄で起きたサリン事件がヒントになっています。路上に遺体が並べられている場面を見ると、今でもちょっと不安な気持ちになりますね。
それはともかく、今回の毒物は名前をメモっておくのを忘れましたがサリンではなかったようです。5年前にも同じ手口の事件があったということで、「ホミサイド」のペンブルトンとベイリスが遠路はるばるNYへ出張。前年にはマイク・ローガン刑事が被疑者を護送してNYからボルティモアへ行ってましたっけ。
で、こちらの2人と合同捜査が始まるのかと思ったら、ヴァン・ビューレン姐さん、いきなり門前払い(爆)
NY側はボルティモア勢を門前払いしておいて、ちゃっかり「メリーランド州の車」を手配して容疑者を発見。一方ボルティモア側も独自に捜査を始めてブライアン・イーガンという氏名を割り出していました。電話していたペンブルトンが「オペラの演目は知らん」と言ったので、相手はきっとマンチだと思ったらやっぱりそうでした。
ボルティモアではマンチ刑事がイーガンの自宅を訪問。この場面が後半で重要になってきます。
ブリスコーとカーティスはイーガンを取り調べますが成果がなく、途中でペンブルトンとベイリスに交代。で、自白らしきものは得られそうになりますが、ちょっとやり過ぎてしまったため、案の定証拠からは排除されてしまいます。「ホミサイド」でペンブルトンの取調べを見ていると、「これって "Law & Order" では許されるのだろうか」といつも気になるのですが、やはりNYでは許されないということがよくわかります。
とはいえ、物証は十分なのでイーガンは起訴されます。罪状は、死刑の求刑も可能な第1級謀殺。しかし弁護人が「マンハッタンの地下鉄が標的で陪審員がマンハッタンの住人では、公正な判断が期待できない」と場所の変更を求め、公判はウェストチェスターの地裁で行われることになります。なので法廷のセットがいつもと違います。

ウェストチェスターはNY州の郊外にある郡で、マンハッタンのベッドタウンでもあります。全米でも有数の高級住宅街があるということなので、東京で言うと自由が丘や田園調布のような所でしょうか。陪審員も裕福な白人が多くなります。対してイーガンはハーレム居住の貧しい黒人を狙った、米国版ネオナチのような男。検察側に不利かと思われましたが、評決は有罪。
組織的な犯罪が疑われたため、マッコイは「仲間の名前を言えば死刑を求刑しない」と取引を持ちかけましたが、イーガンは「俺の国は成長を続けている」と不敵に言うだけでした……というところで、後半に続きます。
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